自律神経整体とは?
自律神経整体とは文字通り、自律神経の乱れを手技を使って調整し、自律神経の役割である、体液循環機能、免疫機能、内臓機能を元の正常な状態に戻して、体の自然治癒力を高める整体施術のことを言います。
しかし、自律神経って、手を使うだけの整体で調整できるの?って思ってしまいますよね。実はそれが可能なんです。
体には外からの刺激によって体の内部が変化するツボやポイントなどがいくつも点在し、それをうまく使って行うことで体が反応し始めます。
自律神経の役割とは?
人の健康維持は、体液循環機能、免疫機能、内臓機能この3つが正常に働くことで実現しています。これらが自律神経によって制御されてるのです。
例えば、血流が滞ってしまうと細胞に酸素や栄養、ホルモンが行き届かないですし、免疫機能が落ちると、細菌やウイルスに侵されます。また内臓機能が弱ると、食物の消化吸収ができなくなります。
一時的な自律神経の誤作動であれば、特に問題はないのですが、慢性的に自律神経の乱れが続くと、体は正常を保てなくなります。この結果起きるのが、良く分からない体の不調です。
この段階では病院に行って血液検査をしても異常が特定できません。なぜなら内臓や組織などは傷んでいないからです。
自律神経はなぜ乱れる?
自律神経の乱れは食生活やストレス、運動不足の生活などが長年続く事によって起こります。一言で言うと、偏った生活です。偏った時間の食事や暴飲暴食、ストレスのかかり続ける生活、運動をせず、一日のほとんどが座りっぱなし、と言うような事です。
自律神経は、1日の中で活動と休息のリズムを制御していますが、偏った生活を続けることで、自律神経も偏った働きをするようになります。そうすると体は常に覚醒状態に偏り、休んでも体が休まらなくなり、睡眠障害や消化不良を起こす原因となります。
また逆に、休息状態に偏ると、何もする気がしない、朝起きれない、日中に眠気が襲うなどの症状に見舞われるようになります。
病院で行う自律神経の治療
病院の多くでは、検査の結果、自律神経失調症という診断を受け、薬を処方されます。実はこの時お医者さんは原因が良くわかっていないことが多く、患者さんの症状からそのように診断する傾向にあります。
要するに、血液検査や画像検査などで異常がないのです。しかし、これでは薬の効能により一時的に症状を抑えるに過ぎず、自律神経の乱れを根本的に正す手立てにはなりません。
また長期に薬を服用すると、副作用の影響もあるため、その都度、医師と相談して薬の内容を変える必要があります。
自律神経の乱れを整体で治す理由
自律神経の乱れを整体で整えるメリットはやはり、手で体を直接触ると言う点です。人間の体は触れると何かしらの反応するような作りになっています。整体は薬で強制的に症状を抑える方法とは全く違い、体が自発的に変化をするように促します。
それによって自然治癒力を発動させて、体の調子を良くすることができ、根本的な変化が期待できます。
整体Vitaが行う自律神経の整体とは?
体の中には、刺激によって特にその反応を強く示す場所がいくつかあります。それが反応点と言われるツボです。整体Vitaでは、この反応点をうまく使い自律神経の偏りを戻します。
自律神経の乱れで一番起きやすいの問題が、腸の蠕動(ぜんどう)運動の低下です。腸の蠕動運動とは、食べ物を前に押し出す腸特有の動きであり、消化吸収を行いながら便として排泄を促します。
例えばストレスがかかって交感神経優位に体が傾くと、この腸の動きが止まってしまいます。腸の活動低下は、免疫機能、腸内環境、自律神経のさらなる誤作動を招くなど、体のさまざまな問題を起こす原因となります。
整体において、実は腸にもこの反応点が存在し、刺激することで腸の硬さの解消や、本来の蠕動運動の回復が期待できます。この時腸の問題で起きていた便秘や下痢があれば、解消されることになります。
また腸の機能が回復すると、迷走神経を通して脳との連絡が始まり、脳からの自律神経の誤作動を防ぎます。
それ以外にも、疲労感や日中の眠気を感じる人には、呼吸が浅く、慢性的な酸素不足が起きていると考えられます。その場合にも呼吸に関係する反応点を使って、深い呼吸ができるようにしていきます。
深い呼吸ができると、十分な酸素が体に送られ、精神が安定し、交感神経の興奮が落ち着きはじめます。