「普段お仕事でデスクワークやプログラマー、ライターなど、長時間パソコンと向き合って仕事をしている。」
「長時間の家事や育児(掃除、洗濯、料理などの家事や、子どもの抱っこなど)に追われている。」
そんな毎日忙しい女性に、肩こりはつきものです。しかし、忙しいあまりに自分お体の事を後回しにして、毎日辛いのを我慢しながら過ごしていませんか?
実は肩こりは持ち越してしまうことで、パフォーマンスや集中力の低下につながり、疲労感や倦怠感でやる気が起きなくなります。またリンパ液や血流の低下によって老廃物が体の中に溜まり、細胞の老化が進んでしまいます。
毎日のパフォーマンスや集中力を上げて、効率的に仕事や家事を進める上で、肩こりについて正しく理解をしましょう。
目次
なぜ肩こりが取れないのか?
肩こりで辛さを訴える方のほとんどが、症状が慢性化していると言います。ではなぜこのように長く肩こりが続いてしまうのでしょうか?
肩こりの慢性化は、生活習慣において以下の原因が常態化している背景があります。
では一つ一つ見ていきましょう。
姿勢の悪さ
あなたは普段の生活で、知らず知らずのうちに猫背や前かがみの姿勢を繰り返しています。その姿勢は、首や肩の筋肉に負担をかけ、血流を悪くします。
特にスマホやパソコンを長時間使用する人は、背骨の綺麗なカーブがなくなってしまって、首が前に出る「ストレートネック」になりやすく、これが肩こりの原因になります。
ストレス
精神的なストレスがかかると、ストレスをコントロールする自律神経が反応します。そのまま更に緊張状態が続くと、自律神経のバランスが乱れ全身の血流が悪くなります。
また、ストレスにより無意識に肩に力が入ることも多く、肩こりを悪化させます。
筋肉の血行不良
運動量が少なくあまり動かない生活が続いていると、全身の血流は悪くなります。筋肉の血流が悪くなると、冷えて硬くなってしまいます。そうすると肩こりはどんどん悪化していきます。
肩こりが悪化することで起きる二次的な問題
肩こりは慢性化することで、どんどん悪化していきます。これは、肩の辛さのみならず、一見それとは関係のないような体の不調を招くケースがあります。
それらの症状を一つずつ見ていきましょう。
頭痛
肩こりの原因である僧帽筋(そうぼうきん)は肩甲骨から後頭部に付着しており、緊張を起こすと頭蓋骨を引っ張ります。
また、頭を支える後頭下筋の緊張によって、脳に向かう動脈や静脈の流れを遮る事があり、これによって頭痛が起きやすくなります。
めまい
首の側面にある頸動脈には、血圧脈拍を感知するセンサーがあります。肩こりが起きると頸動脈の近くを通る筋肉が硬くなり、血圧や脈拍を調節するセンサーが誤作動を起こす事があります。
これによって、頭の位置が変わる度にうまく血流量の調節ができず、回転性のめまいや、立ち上がる際に頭がクラっとする貧血のような症状を引き起こします。
寝違え
肩こりが慢性化すると、筋肉が弛緩しにくくなります。その際首を回したり、下を向く動作や上を向く動作などで、筋肉がうまく伸びずに痙攣を起こします。
これが寝違えの症状です。このように肩こりによる筋肉の緊張が寝違えの背景として存在します。
四十肩・五十肩
肩こりは、腕を上げる動作にも悪影響を及ぼします。肩こりによって肩甲骨が固まってしまい、これが腕を上げたり、後ろに回したりする際に問題を生じます。これを俗に四十肩・五十肩と呼びます。
肩の関節で筋肉を挟み込んでしまった時、鋭い痛みを起こしたり、ひどくなると寝てても痛みを感じるようになります。
これらの症状をお持ちの人は、例外なく肩こりを自覚されています。このように肩こりは、放置してしまうと二次的な問題が起きてしまいますので、早期に改善する事が望ましいです。
肩こり改善の鍵は”リンパ循環の促進”と”姿勢改善”にあり!
肩こりが慢性化して痛みや疲労感が強い状態の時、体の中では2つの問題が起きています。
それは”リンパの流れの滞り”と”骨格の歪み”。
実はここまできてしまうと、お風呂に長時間入ったり、ヨガやピラティスに通っても、体は思うようにほぐれてくれません。生活習慣を変えていきながら、まずは専門のサロンで体を整えてもらいましょう!
整体Vita(ヴィータ)では、リンパマッサージ、姿勢矯正など各種メニューを取り揃えています。