こんにちは。吹田江坂女性専用整体Vitaです。
「なんとなく体が重い」「手足が冷える」「朝起きても疲れが取れない」
そんな不調が続いているとき、その原因の一つとして考えられるのが”血流の悪さ”です。
血流は、まさに私たちの体を動かす“生命の流れ”。酸素や栄養を全身に届け、老廃物を回収する役割を担っています。
しかし、現代人は長時間のデスクワーク、ストレス、運動不足などによって、この血流が滞りやすい生活を送っています。この記事では、「血液の主な役割」「血流が悪いとどんな症状が出るのか」「どうすれば改善できるのか」をわかりやすく解説します。
目次
1. 「血液」ってどんな役割を担っているの?
血液は全身を流れる「体内の物流システム」です。私たちの体は約60兆個もの細胞からできていますが、細胞ひとつひとつに栄養や酸素を届け、不要になった老廃物を回収する。この流れを支えているのが血液です。
ではそれぞれの役割について詳しく解説します。
● 酸素と二酸化炭素の運搬
呼吸によって、肺で酸素を受け取り、全身の細胞へ運びます。そして、細胞で生じた二酸化炭素を再び肺まで運び、呼気として排出します。
● 栄養素の供給
腸で食べたものから吸収されたブドウ糖・脂質・アミノ酸・ビタミン・ミネラルなどの栄養を、血液が全身の細胞まで運びます。たとえば、筋肉が動くためのエネルギーも、血液を通して届けられています。
● 老廃物の回収
細胞が活動することで生まれる老廃物(尿素・乳酸など)は、血液によって肝臓や腎臓に運ばれ、体外へ排出されます。いわゆるこれが「デトックス」というやつです。この「出す仕組み」がスムーズに働くことで、体は疲れにくく、むくみやすさも軽減します。
● 外敵から体を守る免疫機能
血液の中にある「白血球」が協力して、体内に侵入した細菌やウイルスの侵入から体を守ります。また、血液の「炎症反応」も、体が自ら修復しようとする大切な反応のひとつです。
● 体温の調節
血液は体温の運搬者でもあります。冷えた部分には温かい血液を送り、熱がこもった部分には血流を減らして調整します。血流が悪くなるとこの働きが低下し、手足が冷えたり、体温調整が難しくなります。
● ホルモンの運搬
血液は、脳・甲状腺・副腎・子宮・卵巣などから分泌されたホルモンを全身に運び、臓器や筋肉の働きをコントロールします。たとえば、インスリン(血糖値調整)やアドレナリン(ストレス反応)なども血液によって伝わります。
2. 血流が悪くなる原因とは?
① 姿勢の悪さ
長時間のデスクワークやスマホ操作で猫背姿勢になると、鼠径部や腋窩部(脇の下)が圧迫されます。実はこの部分主要な血管、神経が通っていて、長時間の圧迫により全身の血流低下を起こします。
② 運動不足
ふくらはぎをはじめとした一部の筋肉は、動かすことで心臓に血流を戻す助けとなる重要な存在。そこから「第2の心臓」とも言われます。運動不足になると、下半身の血液を心臓に戻す力が弱まり、冷えやむくみを引き起こします。
③ ストレス
ストレスが続くと、自律神経のバランスが崩れ、交感神経が優位に。血管が収縮し、血流が悪くなります。特に慢性的なストレス状態は、血管の収縮が持続するため組織に酸素や栄養が行かなくなり、冷え性や不眠の原因にも。
④ 食生活の乱れ
脂っこい食事や甘いものの摂りすぎは、血液をドロドロにし、血管を詰まりやすくします。また、水分不足も血流を滞らせる原因に。
⑤ 睡眠不足
睡眠中は血管が拡張し、全身の修復が行われます。寝不足が続くと、血液循環が悪化し、疲れやすい体になります。
⑥クーラーなどの直接皮膚にあたる冷気
クーラーによる冷風は、暑い夏場のほてった体にも良くありません。職場や寝室などで、冷気が直接風が肌に当たってしまうと、表面体温が一気に奪われてしまいます。それを避けるため、末端の血管を収縮して体の中心部に血液を集めます。すると手足の血流低下に陥ります。
3. 血流が悪いと出る主な症状
血流の悪さは単なる「冷え」や「こり」だけではなく、全身の機能低下の始まりと言えます。次に血流低下で起きる主な症状を紹介します。
① 手足の冷え
血流が滞ると、体の末端にまで熱が届かず、指先や足先が冷たくなります。特に女性は筋肉量が少ないため、冷えを感じやすい傾向があります。
② 肩こり・首こり
血流が悪くなると、筋肉に酸素が行き渡らず、疲労物質が溜まります。これが「張り」や「こり」として現れ、慢性的な肩こりや首の痛みを引き起こします。また、首まわりの血流が滞ることで、頭痛や目の疲れ、めまいを感じることもあります。
③ 顔のくすみ・むくみ
血行不良は美容面にも影響します。肌に栄養が行かなくなり、血色が悪くなったり、くすみやむくみ、クマの原因にも。「なんとなく顔色が悪い」と感じるときは、血流のサインかもしれません。
④ 疲れやすい・だるい
血流が悪いと、酸素や老廃物の代謝低下が起こり、筋肉や臓器にエネルギーが行き渡らず、すぐに疲れてしまいます。「寝ても疲れが取れない」「午後になると体が重い」などの症状が出やすくなります。
⑤ 頭痛・集中力の低下
脳への血流が不足すると、酸素が足りなくなり、頭がぼーっとしたり、集中力が落ちます。偏頭痛や緊張型頭痛なども、血行不良によって悪化することがあります。
⑥ 手足のしびれ・むくみ
血管内を流れる血液が滞ると、細胞の水分バランスも崩れ、むくみが生じます。また、神経が圧迫されてしびれを感じることもあります。
4. 血流改善で期待できる効果
血流が整うと、次のような変化が期待できます。
・体がポカポカ温かくなる
・疲れにくくなる
・肩こり・頭痛の軽減
・肌のトーンアップ
・睡眠の質向上
・むくみや冷えの改善
・風邪をひきにくくなる
つまり、「血流の改善」は美容・健康・メンタルのすべてに直結する、最も基本でありながら、最も大切なケアなのです。
5. 血流を改善する具体的なセルフケアと生活改善
ここからは、今日から自宅やオフィスで簡単にできる血流改善法を紹介します。どれも特別な道具は不要。1つずつ取り入れるだけでも体がじんわり温まり、血の巡りが変わっていくのを感じられるでしょう。
① 深呼吸とストレッチ:1時間に1回、姿勢リセット!
デスクワークやスマホ時間が長い人は、1時間に1度は深呼吸とストレッチを行いましょう。たった2〜3分で血流が改善し、肩こり・首こりの予防にもなります。
【深呼吸】
- 椅子に座り、背筋を伸ばします
- 鼻からゆっくり4秒かけて息を吸い、お腹をふくらませる
- 口から6秒かけてゆっくり吐き、お腹をへこませる
- これを3〜5回繰り返します
・深呼吸で自律神経が整い、血管がゆるむ
【肩回しストレッチ】
- 両肩を後ろ回し。耳に近づけるように引き上げてから後ろに大きく回す
- 10回まわしたら、逆方向にも10回
- 肩甲骨が動くのを意識するとより効果的
ポイント:タイマーを1時間ごとに設定しておくと習慣化しやすい
② 体を温める:外からも中からも「温活」を意識
血流を良くするには、「冷え」を防ぐことが最優先。冷えた血管は縮み、巡りが悪くなります。内側と外側から温める工夫をしましょう。
【内側から温める】
・朝起きたらコップ1杯の白湯(40〜50℃程度)を飲む
→ 胃腸が温まり、代謝が上がります
・冷たい飲み物を避け、できるだけ常温か温かいものを
・シナモン、しょうが、黒豆茶など「温め食材」もおすすめ
【外側から温める】
・湯船に10〜15分つかる(40℃前後のぬるめが◎)
→ 体の芯から温まり、副交感神経が優位になってリラックス
・足先が冷える人は、寝る前の**足湯(15分程度)**も効果的
→ くるぶし上までのお湯に足を浸し、終わったら靴下を履いて保温
ポイント:お風呂上がりに水分を一口飲むことで、血液の粘度を下げ、より流れがスムーズに
③ 軽い運動を習慣に:15分で「巡る体」をつくる
「運動」と聞くと構えてしまう人もいますが、血流改善の目的なら激しい運動は不要
筋肉を“ポンプ”として動かすことが大事です
【おすすめ運動】
ウォーキング(1日15〜20分)
・歩幅を少し広く、腕を大きく振って
・早歩き→普通→早歩き…とテンポを変えると効果アップ
かかと上げ運動(その場でOK)
・かかとを上げてつま先立ち→3秒キープ→ゆっくり下ろす
・10回×3セット
下半身の血流アップに◎
ポイント:「ながら運動」でもOK。歯磨き中や電子レンジ待ちの30秒でも、かかと上げを意識しましょう。
④ 食事で血をサラサラに:食べ方にもコツあり
血流を整えるには、食事内容と「食べ方」も大切です。
【積極的に摂りたい食材】
・青魚(サバ・イワシ・サンマなど):EPA・DHAが血液をサラサラに
・納豆・玉ねぎ・にんにく:血栓を防ぎ、血管を柔らかく保つ
・緑黄色野菜・海藻・きのこ類:抗酸化作用で血管の老化防止
・カカオ70%以上のチョコレート:ポリフェノールで血流促進
【控えたいもの】
・揚げ物・加工食品・白砂糖の多いお菓子
→ 血液をドロドロにしやすい
・アルコールの飲みすぎや水分不足も、血液の粘度を高める原因
【ポイント】:「何を食べるか」だけでなく「どう食べるか」も大事
・よく噛む(1口30回を目安)
・食べる順番は「野菜→たんぱく質→炭水化物」
→ これで血糖値の急上昇を防ぎ、血管への負担を減らせる
⑤ 睡眠の質を整える:睡眠は血管が回復するゴールデンタイム
睡眠中は血管が修復される大切な時間。質の良い眠りをとることで、自律神経のバランスが整い、血流も自然と改善します。
【睡眠前のポイント】
・就寝の1時間前にはスマホ・PCをOFF
→ ブルーライトが脳を覚醒させるため、眠りが浅くなる
・入浴は寝る90分前までに済ませる
→ 深部体温が下がるタイミングでスムーズに入眠
【寝る前のルーティンを決める】
・白湯を一口飲む
・軽くストレッチをする
・アロマや音楽でリラックス
→ こうした「眠る前の合図」を毎晩繰り返すことで、自律神経が“睡眠モード”に切り替わる
【ポイント】
理想の睡眠時間は7時間前後:寝不足が続くと血圧が上がり、血管が硬くなりやすくなるので注意しましょう。
6. 「血流」を制すことは、「健康」を制すこと!
血流が悪い状態は、体が出している“助けてサイン”です。冷え・疲れ・こり・むくみといった不調を感じたら、まずは自分の生活習慣を見直してみましょう。
ほんの少しの意識で、血液の流れは大きく変わります。今日から深呼吸をひとつ、姿勢を正してみるその小さな一歩が、あなたの体を5年後大きく変えていきます。
慢性的な血行不良でお困りの方は整体Vitaにお任せください。
血管の圧迫部位を整体で解放し、血流・リンパの流れを促進します。下半身やお腹から暖かくなり、眠りやすくなります。
現在期間限定で、初回施術を割引価格でご提供中です。ぜひこの機会にお試しください。
コメント