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その他体の不調

寒いと頭が痛い原因は「血流と自律神経」。整体師が教える冬の頭痛対策

こんにちは。吹田江坂女性専用整体Vitaです。

冬になると
「寒い日に頭がズキズキ痛む」
「後頭部やこめかみが重い」
「冷え性で頭まで痛い」
そんな経験はありませんか?

多くの人が「気圧のせい」「風邪の前兆かな?」と思いがちですが、実は“寒さそのもの”が頭痛を引き起こしているケースも少なくありません。

寒いと頭痛が起こる背景には、「血管」「筋肉」「自律神経」の3つの反応が複雑に関係しています。この記事では、整体師の視点から「寒いと頭が痛くなる原因」と「自分でできる改善法」をわかりやすく解説します。

1. 寒いと頭が痛くなるのはなぜ?【メカニズム解説】

●寒さによる血管の収縮・拡張反応
寒い環境にさらされると、体は熱を逃がさないように血管をぎゅっと収縮させます。特に頭皮や首まわりの血管は冷えの影響を受けやすく、血流が一時的に滞ります。

その後、体が温まると今度は血管が一気に拡張し、血流が急増。この「収縮→拡張」の反応が痛み神経を刺激し、頭痛の状態を引き起こすのです。

●自律神経の緊張(交感神経優位)
寒さを感じると、体は「熱を逃がすまい!」と交感神経を働かせます。交感神経が優位になると血管は収縮し、筋肉などは血流が悪化します。これにより肩こりや血圧の上昇が起こり、頭痛や後頭部痛が起こりやすくなります。

●姿勢悪化による筋緊張
寒い日は自然と背中を丸め、肩をすくめる姿勢になります。この「猫背+首前傾姿勢」が長く続くと、僧帽筋・胸鎖乳突筋・後頭下筋群が硬くなり、後頭部やこめかみの神経を刺激。筋緊張型頭痛へとつながってしまうのです。

【症状別の特徴まとめ】

痛みの部位主な原因特徴
後頭部首・肩の筋緊張鈍い重だるさ、締め付け感
こめかみ血管拡張型頭痛ズキズキ脈打つ痛み
目の奥自律神経の乱れ疲れ目、吐き気、集中力低下

 

2. 寒いと頭痛が起こりやすい人の特徴

寒がりの女性

寒い日に頭が痛くなる人の多くは、以下の要素があり、それらが複合的に重なって起きています。

1. 季節の変わり目に外気温が低下し始めると、とても寒く感じる
2. 首肩の筋肉のこわばりをいつも感じている
3. 猫背・巻き肩などあまり姿勢が良くない
4. ストレスがかかると緊張してしまう
5. 冬になるとコートが重く感じる
6. 冬は苦手だ
7. もともと体温が低い

つまり、「寒さ+姿勢+筋緊張+血流低下+ストレス」という5つの要素のいくつかが重なったとき、頭痛が発生しやすいのです。

 

3. 冬の頭痛を悪化させるやってはいけない習慣

頭痛持ちの人がやりがちな習慣の中には、実は症状を悪化させるものが多くあります。以下にやってはいけないことを4つ紹介します。

NG①: 首元が冷える服装(マフラー・襟なしコートは要注意)
NG②: 熱いお風呂に長時間(血管の急拡張で偏頭痛悪化)
NG③: 長時間のスマホ・PCによる猫背姿勢
NG④: カフェイン・アルコールの摂りすぎ(血管収縮・拡張を助長)

ポイント: 「冷え+血管刺激」を避けることが、冬の頭痛予防の基本です。

 

4. 整体的アプローチで寒さ頭痛を改善するメカニズム

頭痛整体の様子

整体では「寒い時に頭が痛い」状態を”単なる肩こりの延長”とは捉えません。全身のバランス(骨格・筋肉・自律神経・脳リンパ液の循環)を整えることで、根本改善を目指します。

●骨盤・背骨の歪みを整える
骨盤の傾きや背骨のねじれは、自律神経の働きに影響します。背骨のバランスを整えることで、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになり、頭痛発生が減少します。

●首肩まわりの筋緊張リリース
僧帽筋・胸鎖乳突筋・後頭下筋群など、頭痛に関与する筋肉を緩めていきます。筋肉が柔らかくなると脳への痛み信号が解け、頭痛が改善されます。

●脳血流とリンパの流れを改善
整体の手技により、頭部の血液・リンパ循環(脳動脈 → 脳脊髄液 → 脳静脈)の流れを整え、老廃物や痛み物質を排出。これにより脳血管の収縮・拡張による急激な圧力変化にも対応できるようになります。

●期待できる効果
・頭痛・肩こりの軽減
・頭が軽くスッキリする
・睡眠の質向上
・冷え体質の改善
・冬でも快適に過ごせる体づくり

 

5. 自宅でできる!寒い季節の頭痛セルフケア法

整体に通う時間がない人でも、日常でできるセルフケアを取り入れることで大きな改善が期待できます。

●温めポイント
・首の後ろ(タオルやカイロで)
・背中上部(僧帽筋・肩甲骨の間)
・お腹(自律神経が集まる腹部)

※ ただし偏頭痛持ちの人は「痛みが強いときの直接加温」は避けましょう。

 

●腹式呼吸法:副交感神経スイッチ呼吸

腹式呼吸

ポイント:「お腹の膨らみと凹み」を意識して行うこと
・鼻から4秒かけて吸う
・口から8秒かけてゆっくり吐く
・これを10回行う
→ 胸郭が広がり、肩・首の緊張がゆるみます。

 

●頭痛改善ストレッチ3選

1. 首の横のストレッチ

首ストレッチ

・椅子に浅く座って肘を90°に曲げる(前へ習えのポーズ)
・脇を閉めたまま前腕を90°外側へ広げ、肩甲骨を寄せる
・首を真横にゆっくり倒す
・首の側面が伸びる感覚を感じたら20秒キープ
・反対側も同様に行う

2. 首の前のストレッチ

SCMストレッチ

・鎖骨の下(胸の上)に両手を当ててゆっくり上を向く
・首の前側が伸びることを確認したら20秒キープ
・次に右の鎖骨下に手を当てて、顔は左に傾けながら上を向き、20秒キープ
・反対側も同様に行う

3.  首の後ろのストレッチ

首の後ろのストレッチ

・後頭部を両手で押さえる
・背筋は伸ばしたまま顔を下に下げる
・首の後ろの筋が伸ばされるのを感じたところで20秒キープ

 

●冷え対策
温かい飲み物・入浴後の保温・足首の温活(レッグウォーマーなど)を習慣に。腹式呼吸、ストレッチ習慣と合わせて行うと効果を発揮します。

 

6. 寒さ頭痛の予防に「体温を守る姿勢改善習慣」も取り入れよう

姿勢を整えることで、血流と体温を守る“内なる防寒力”が高まります。呼吸と姿勢が安定すれば自律神経も整い、冷えに強い体質へ。

・朝起きたら背伸び+深呼吸
・デスクワーク中は正しい姿勢で座り、時々肩を軽く回す
・寒さを感じたら、立ち上がって動くか、膝の屈伸運動

これだけでも「冬の頭痛体質」から脱却できます。

 

7. まとめ:寒いと頭痛がする人は、体からのSOSに気づこう

寒いと頭痛がするのは、「冷え」「血流低下」「自律神経の乱れ」「姿勢不良」が重なった結果です。一時的な鎮痛剤でしのぐのではなく、体のバランスを整えて根本改善を目指しましょう。

整体とセルフケアの両輪で、「寒い=つらい」から「寒さに強い・寒くても快適」へ。冬を快適に過ごせる体づくりを、まずは今日から始めてみましょう。

「セルフケアが思うようにうまくいかない」「1日も早く頭痛を改善させたい」という方は整体Vitaの施術をお試し下さい。原因を見つけて早期改善をお手伝いします。

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