こんにちは。吹田江坂女性専用整体Vitaです。
「肩こりが酷くて気持ち悪い」
「首のコリから吐き気まで感じる」
「ずっと車酔いしてるみたいに気持ち悪い」
このような肩こりと吐き気が同時に起こる現象は、頚椎の歪み・ズレ、首周りの血流や神経、自律神経のバランスが深く関係しています。
特に、長時間のデスクワークやスマホ姿勢によって、首まわりの筋肉が強く緊張すると、脳や内臓へその影響が波及することで「吐き気」などの全身症状が現れるようです。
そんな肩こりと吐き気が同時に起こるメカニズム、今日からできる具体的な改善法についてわかりやすく解説していきます。
目次
1. 肩こりと吐き気が同時に出るのはなぜ?
肩こりや首こりによって「気持ち悪い」「吐き気がする」と感じる背景には、いくつかの体のメカニズムが関係しています。ここでは、代表的な5つの原因を詳しく見ていきましょう。
1. 頭が前に出る姿勢
猫背や巻き肩などの不良姿勢、特に頭が前に出る姿勢は、首のをつなぐ関節や筋・靭帯の異常を招き、平衡感覚の部分に影響を与えることで、「めまい」「ふらつき」「吐き気」などの症状が出ることがあります。これは「頸性めまい」による症状で、炎症や関節の機能異常で起こるケースが多いです。
「頸性めまい」についてはこちらのブログでくわしく解説していますので、めまいでお困りの方はチェックしてみてください。
2. 自律神経(迷走神経・交感/副交感神経)の乱れ
首から顔面にかけては、自律神経に関係する神経が集中しています。そのため、頸部の筋緊張や慢性的な痛みが続くと、自律神経のバランスが崩れ、吐き気・冷汗・動悸・めまいなどが現れることがあります。
3. 頭痛(緊張型・片頭痛・頸性頭痛)との重なり
首や肩のコリが原因で起こる頸性頭痛や緊張型頭痛、または片頭痛の誘因になる場合があります。これらの頭痛では、頭部への血流量の変化や神経の緊張によって、悪心(吐き気)や嘔吐を伴うことが知られています。特に片頭痛では、光や音に敏感になり、気分不快を強く感じる人も多いです。
4. 筋肉・筋膜からの関連症状(トリガーポイント)
首や肩の筋肉には「トリガーポイント」と呼ばれる硬いしこりができることがあり、ここを押すと離れた場所に痛みや不快感が広がることがあります。たとえば、首や肩を支える筋肉(僧帽筋・胸鎖乳突筋・肩甲挙筋など)にトリガーポイントができると、頭部や顔、顎のあたりまで痛みやだるさが放散し、結果として吐き気やめまい感を引き起こすことがあります。これらはマッサージやストレッチ、筋膜リリースなどで改善することが多いです。
5. 重篤な疾患が隠れている場合
「首の強いこわばり」「発熱」「激しい頭痛」「嘔吐」などの症状が同時に現れる場合は、髄膜炎や脳炎、また脳梗塞や脳腫瘍の重篤な病気の可能性もあります。たとえば、次のような症状がある場合は、単なる肩こりではなく重大な疾患のサインかもしれません。
・片側の手足や顔のしびれ・力が入らない
・ろれつが回らない、言葉が出にくい
・視野が欠ける、二重に見える
・強い頭痛が長時間続く、朝方に悪化する
これらの症状があるときは、感染性や神経学的な原因の可能性を考慮し、すぐに医療機関を受診することが重要です。
2. 首コリで吐き気があるときに確認すべきポイント
首のコリによる吐き気は、単なる筋肉疲労だけではない場合があります。特に以下のような症状がある場合は注意が必要です。
・首の後ろやこめかみの痛みを伴う
・めまいや視界のチラつきがある
・ずっと続く気持ち悪さがある
これらは「頸性めまい」や「頚椎性頭痛」など、首由来の自律神経トラブルが関係しているケースがあります。
首のコリが原因で脳への血流や神経伝達が乱れると、吐き気・頭痛・集中力低下などが慢性的に続くことも。「肩こりが酷いのに、マッサージしてもすぐ戻る」という人は、根本的な姿勢や神経バランスの乱れを見直す必要があります。
3. 症状を悪化させる生活習慣
肩こりや吐き気が慢性化している人の多くは、日常生活の中に原因が隠れています。
● 長時間の前かがみ姿勢
パソコンやスマホ操作中、頭が前に出ている姿勢は「ストレートネック」を招きます。
これにより、首の筋肉に常に負担がかかり、神経や血管を圧迫します。
● 冷え・運動不足
冷えは血流を悪化させ、肩こりを慢性化させます。
また運動不足で筋肉が固くなると、代謝が落ちて疲労物質も蓄積しやすくなります。
● ストレス・睡眠不足
精神的ストレスも肩こりと吐き気を悪化させる大きな要因です。
交感神経が優位になり、血管が収縮し、首・肩の筋肉が常に緊張した状態になります。
4. 肩こりと吐き気を改善するための対処法
肩こりや首のコリが原因で起こる吐き気は、「血流の悪化」と「自律神経の乱れ」を整えることで大きく改善します。ここでは、すぐに実践できる5つの方法を紹介します。
① 首・肩を温めて「血流」を回復させる
まず最優先すべきは、冷えた筋肉を温めることです。首・肩の筋肉は血流が滞ると、乳酸などの老廃物がたまり、神経を刺激して吐き気を引き起こします。
効果の理由
温めることで血管が拡張し、滞っていた血流が改善。酸素と栄養が筋肉へ届き、老廃物の排出がスムーズになります。これにより「ズーンと重い肩」や「首のハリ」が軽減します。
やり方
・蒸しタオルを電子レンジで40〜60秒温め(やけど注意)
・首の後ろ・肩甲骨の上あたりに3〜5分あてる
・入浴なら40℃程度のお湯に10〜15分浸かる
冷え性の人は、寝る前に肩甲骨の間を温めるのが効果的です。寝ている間の血流が改善し、翌朝の肩こりが軽くなります。
② 首〜肩甲骨ストレッチで「筋肉の緊張」をほぐす
筋肉が硬いままでは、温めてもすぐに元に戻ります。そのため、温めたあとにストレッチで筋肉を動かすことが重要です。
効果の理由
ストレッチによって筋肉の中に新鮮な血液が流れ込み、老廃物が押し出されます。また、筋肉が伸びることで、首の神経圧迫を軽減できます。
おすすめのストレッチ方法
●首の側面ストレッチ
1. 背筋を伸ばして座る
2. 右手で左の側頭部を軽く押さえ、右にゆっくり倒す
3. 左の首筋が伸びるのを感じながら15秒キープ
4. 反対側も同様に行う
●肩甲骨回し
1. 両肩を耳に近づけるように上げる
2. 後ろに回しながら下げる(肩甲骨を寄せる意識)
3. 10回ほど繰り返す
※呼吸を止めず、「吸うときに上げ、吐くときに下げる」とより効果的です。
ポイント:力を入れすぎず、伸ばす方向は“痛気持ちいい”程度。1日3セットが理想
③ 深呼吸と姿勢リセットで「自律神経」を整える
肩こりと吐き気は、自律神経の乱れによって悪化するケースが多いです。緊張状態(交感神経優位)が続くと、筋肉が硬直して血流が悪化し、胃腸の働きも鈍くなります。
効果の理由
深呼吸を行うことで副交感神経が優位になり、筋肉の緊張が緩む、消化機能が回復する、吐き気・めまいが軽減するといった効果が得られます。
やり方
1. 背筋を伸ばし、肩の力を抜く
2. 鼻から4秒かけて息を吸う
3. お腹をふくらませながら、口から6秒かけてゆっくり吐く
4. これを3セット繰り返す
仕事中なら1時間に1回、デスクから離れて立ち上がり「深呼吸+肩回し」をセットで行うのがおすすめです。
姿勢リセットのポイント
・椅子の背もたれに頼らず骨盤を立てる
・あごを軽く引いて耳・肩・骨盤が一直線になるよう意識
・肩が前に出る「巻き肩」を防ぐことで、首の筋肉負担が激減します
④ 枕とデスク環境を見直して「首の負担」を減らす
どんなにストレッチしても、普段の姿勢や寝姿勢が悪ければ再発します。特に首の角度(前傾姿勢)は吐き気を誘発する大きな要因です。
枕のチェックポイント
・枕が高すぎると、首が前に倒れ血流が滞る
・枕が低すぎると、首が反り返り筋肉が常に緊張
理想は「仰向けで寝たとき、額とあごの高さが水平」になる高さ。おすすめは首の自然なカーブ(頸椎のS字)を保てる低反発タイプ。
デスク環境の見直し方
・モニターの上端が目の高さにくるよう調整
・キーボードは肘が90度に曲がる位置で手前に持ってくる
・30分に一度は立ち上がって軽いストレッチ
こうした微調整で、日常的な首への負担が大きく減り、肩こりや吐き気の再発を防げます。
⑤ 整体院の施術を受ける
ここまでの対処を続けても、
・吐き気が長く続く
・首や肩の痛みが一向に改善しない
・めまい・頭痛を頻繁に伴う
という場合は、頚椎に詳しい整体院に相談してみましょう。
特に、頚椎のゆがみや自律神経のバランス崩れが強い人は、手技による筋膜リリースや骨格矯正で根本改善を目指すことが大切です。放置すると慢性的な頭痛・倦怠感・胃腸の不調などを引き起こすこともあるため、早めの受診をおすすめします。
5. 吐き気を伴う肩こりは「首と自律神経」から整える
肩こりと吐き気は、単なる疲労ではなく「首のコリ」「血流不足」「自律神経の乱れ」が関係しています。
まずは温め・ストレッチ・深呼吸から始め、日常姿勢を整えること。それでも改善しない場合は整体院、症状が重篤な場合には医療機関で原因を特定し、根本からケアすることが大切です。
整体Vitaでは、肩こり首こりからくる吐き気を頚椎と自律神経の調整から改善します。熟練した経験豊富の整体師が担当しますので、安心してお受けできます。
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