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腸活

便秘と下痢を繰り返す本当の原因。薬で治らない“腸の動きと姿勢”の関係

―薬では解決しない“体の仕組み”から整える完全ガイド―

こんにちは。吹田江坂女性専用整体Vitaです。

「便秘と下痢を繰り返す」
「便秘のあと急に下痢になる」
そんな不安定な腸の状態が続くと、外出が怖くなったり、仕事に集中できなかったりと、生活の質に大きく影響します。

病院で「過敏性腸症候群かもしれない」と言われ、薬を飲んでもあまり良くならない…。
「ほかにもストレス・自律神経が関係している気はするけど、どう対処していいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、医療記事では語られにくい 「整体視点から見た便秘×下痢の原因」 と、毎日の習慣でできる根本改善アプローチを、わかりやすく解説します。

1. なぜ便秘と下痢を繰り返す?体の中では何が起きている?

女性のお腹
一般的に言われる原因は、
・ストレス
・過敏性腸症候群
・腸内環境の乱れ
・食生活の乱れ
などですが、これらによって実際に体の中では何が起きているのでしょうか?

●「なぜ便が溜まったあとに下痢になるの?」
その答えは 腸の蠕動運動(ぜんどう運動)の低下 にあります。

便秘と下痢が交互に起こるメカニズム:
1. 腸の動きが低下して、食べ物が先へ進まない
→腸内に滞留しやすい。
2. 便から水分が抜けて硬くなる(コロコロ便)。
3. 腸は出そうとして腸管内に水分を出す
→急に水分が増える。
4. 便が“粥状”になり下痢の元になる。
5. 溜まっていた便が一気に直腸まで流れ込む
→急激な便意で下痢として出る。
6. しかし腸のぜん動運動は依然として弱いまま
→また便秘に戻る。

つまり、
「腸が止まる → 硬い便が溜まる → 腸が焦って水を出す → 下痢になる」
この悪循環が “便秘と下痢を繰り返す” 正体です。

 

2. 整体目線でみる「便秘→下痢」3つの隠れ原因

腸の蠕動運動が低下する背景には、腸そのものではなく「体の使い方」「姿勢」「呼吸」の問題 が潜んでいます。整体院で多くのケースを見ていると、次の3つが共通しています。

【1】横隔膜は腸を動かす原動力

・横隔膜は呼吸のたびに上下に動き、これが腸をマッサージする“動力”になっている。
・姿勢が整っていると腹腔内にスペースが確保され、腸が動きやすい。
・猫背・巻き肩になると横隔膜が下がりっぱなしになり、動きが低下。
→ 腸の動きも低下 → 便が溜まりやすい。

呼吸が浅い人ほど便秘と下痢の波が強くなるのは、このためです。

 

【2】骨盤のゆがみで腸が片側に寄ってしまう

骨盤の傾きやねじれが大きいと腸が片側に寄ってしまい、圧迫されて動きにくくなる。

・腸の片側だけ硬い
・ガスが同じ場所に溜まる
・片側だけ痛い

という症状は骨盤の歪みが関連している可能性が非常に高いです。

 

【3】自律神経の乱れで腸が「停止」

ストレスが続くと交感神経が過剰になり、腸は停止モードへ。

・交感神経優位 → 腸の動き低下 → 便秘
・腸は停滞に気づき、水分を急に増やす → 下痢

まさに 便秘→下痢→便秘の典型パターン がこれです。

 

3. 便秘と下痢を繰り返す人の共通の生活習慣

  • スマホ姿勢(巻き肩)で呼吸が浅い
  • 長時間座りっぱなし
  • 背中が丸く腹腔がつぶれている
  • 体温が低い・冷えやすい
  • 足をよく組む
  • 食後すぐ仕事を再開している(胃結腸反射が使えない※1
  • ストレスが多くリラックスする時間が少ない
  • 早食い・噛まない
  • 水分が慢性的に足りていない

多く当てはまるほど、腸の動きは低下しやすくなります。

《補足:胃結腸反射とは?》
食べ物が胃に入ると腸が動き出す“自然の反射”のこと。これは排便リズムをつくる重要な反応です。しかし、食後すぐに仕事・スマホ・緊張状態になる人はこの反射が働きません。

 

4. 「便秘と下痢を繰り返す」状態が続くとどうなる?

・便秘が慢性化
・腸がさらに過敏に
・腸内環境が乱れ、肌荒れ・疲れやすくなる
・自律神経の乱れが固定化
・冷え・むくみ・肩こりまで悪化

腸は“第二の脳”と言われます。放置するほど、全身に症状が影響します。

 

5. 自宅でできる整体的セルフケア【毎日3分で腸が動く】

【1】深呼吸で横隔膜をストレッチ

腹式呼吸

①みぞおち(肋骨の下)に両手を引っ掛ける
②吸う時は正面、吐く時は前屈するように体を曲げる
③その時引っ掛けた手をお腹の奥に差し込んでいく
→このように深呼吸を繰り返しすると、横隔膜が徐々にゆるみ呼吸が深くなります。

 

【2】骨盤ゆらしで腸を動かす

骨盤揺らし

①仰向けで膝を立てる
②左右に大きく膝を倒し、骨盤のねじれや偏りをとる。

 

【3】腸腰筋ストレッチ

大腿前面ストレッチ

①足を前後に広げて膝を立てる
②膝を立てた前足の方に重心を移動させ、後ろ脚の前ももと鼠径部をストレッチする
③足を変えて反対側も行う
→腸の近くを走る大腰筋を伸ばすと、交感神経の緊張が低下し、腸が動きやすくなる。

 

【4】腸もみマッサージ

セルフ腸もみ

①おへそ周りを「の」の字にやさしく刺激して、だんだん大きく広げていく
②固い部分が見つかったらそこを中心にマッサージ
③便秘が起きやすい左下腹部は入念に行う

→ もっと詳しく知りたい方は「腸もみマッサージのやり方完全ガイド」を別ブログで紹介しています。

 

【5】朝にコップ一杯の白湯+伸びの体操

白湯飲みと背伸び

①起床時にコップ一杯の白湯を飲む
②直後に「背伸び+側屈+ひねりの運動」でお腹を動かす
→これだけで胃結腸反射が働き、自然と便意が出やすくなる。

 

6. 食生活で気をつけたいポイント

・冷たい飲み物ばかりはNG(腸の動きを止める)
・水溶性食物繊維を少しずつ増やす
・刺激の強い食べ物は“量・頻度”を調整
・油は質と量を見直す
・ストレス時に無理に食べすぎない(腸が動かない)

 

7. 整体的アプローチで腸を整える方法

腸整体

整体Vitaでは、腸だけでなく“腸が動ける環境”を体全体でつくる施術を行います。

●横隔膜リリース
固まった横隔膜を緩め、呼吸と腸の動きを改善。

●腸もみマッサージで腸のリリース
腸の偏り・固着を戻し、血流を改善。自然な柔らかさを取り戻す。

●骨盤調整
腸のスペースを確保し、ぜん動運動が起きやすい骨盤環境づくり。

●自律神経アプローチ
背骨の可動性を改善し、交感神経の過緊張を緩和。

整体施術はセルフケア単体で行うよりも即効性があり、早い改善の期待が持てます。

 

8. まとめ:腸は“姿勢・呼吸・自律神経”で変わる

・便秘と下痢を繰り返す原因は、腸だけではなく 姿勢・呼吸・骨盤・自律神経
・薬や食事だけで改善しない場合は、体そのものから整えることが重要
・毎日のセルフケアで腸は確実に変わる
・つらさが続くなら、整体的アプローチを受けることで改善が加速する

腸はあなたの生活そのものの一部。今日からできる習慣で、腸を“動ける状態”に戻していきましょう。症状が辛い場合、薬を卒業したい場合は、ぜひ当院にご相談ください。

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